オロナミンCの陣痛と出産ジンクスについて|根拠の有無と活用方法

オロナミンC 陣痛

陣痛は自分でコントロールできないこともあって、待つことしかできずにじれったい思いをしているママさんは多いことでしょう。

陣痛に効くとされる噂はいろいろありますが、「オロナミンCを飲むと陣痛がくる」というのは特に有名なジンクスのひとつです。

本当にそんな効力があれば嬉しいことですが、「効いた!」という方から「効果なし」という意見まで、ネット上にはさまざまな情報があふれています。

オロナミンCのジンクスに医学的な根拠はあるのか、どう活用するのが望ましいかについて知っておきましょう。


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オロナミンCで陣痛は促進されるのか?

陣痛促進に医学的な根拠はない

「オロナミンCを飲めば陣痛がくる」というのは有名なジンクスのひとつであり、ネット上にもさまざまな体験談が投稿されています。

「飲んで本当に陣痛が来た!」という体験談も確かに見受けられるのですが、残念ながらこれは医学的な根拠があるわけではなく、あくまでも偶然であるという見方が一般的です。

陣痛は体内のホルモン量が変動することによって引き起こされるものですが、それに影響するような成分はオロナミンCに入ってはいませんし、特にそういった効果が確認されたというデータも存在しません。

オロナミンCに含有されている成分は一般的にごくありふれたものですし、たまたま飲んだ後に陣痛がきたという情報が、噂として広まった可能性が高いと思われます。

そもそもな話、もし陣痛を促進するような食べ物が世の中に存在するならば、必ず産婦人科から注意喚起がなされるのが普通です。

しかし現状そういった話は耳にしませんし、もしそんな食べ物があったなら、そうとは知らずに口にして早産になってしまうママさんが続出してしまうことでしょう。

あくまでも、陣痛に影響を与えるものは陣痛促進剤のみであり、食べ物などで陣痛が促進されることは基本的にないと考えてよいでしょう。

ジンクスが広まったのはなぜ?

では、なぜ医学的根拠がないのにも関わらず、これだけママさんの間で噂になっているのでしょうか?

おそらくは、オロナミンCを飲んだタイミングと陣痛が偶然重なった方がいて、その体験談が拡散されて広まったことで試す人が増えたからだと思われます。

翌日に陣痛が来ることがあらかじめ決まっていたとしても、たまたま前日にオロナミンCを飲んでいたことで、それがあたかも陣痛を引き起こしたと錯覚してしまうのはある意味仕方のないことです。

ただ、その事象自体はただの偶然であっても、その情報が拡散されて試してみる人が増えれば、それだけ同じ偶然が起こる確率が上がることになります。

そして、試した方々は「オロナミンCで陣痛が来る」という情報を信じているわけですから、運良く陣痛がくれば「本当に効果があるんだ!」と強い確信へと変わり、さらにそれを人に勧めようとするでしょう。

ネットの普及の影響もあって口コミは容易に広がるため、それを見てさらに飲む人が増える、という流れでジンクスが広まっていったのではないかと考えられます。

オロナミンCは授乳中に飲んでもOK?はちみつは赤ちゃんに影響する?


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ジンクスでも試す価値はあるかも

ジンクスでも試す価値はあるかも

思い込みの力が役に立つ可能性

ここまで否定的なことばかり書いてきましたが、医学的根拠がないからといって、ジンクスを試す価値が全くないかと言うと、必ずしもそうではありません。

人間にはプラシーボ効果というものがあります。

プラシーボ効果とは、実際には何の効果もない偽の薬であっても、それを効果があると信じて飲むことで、体に何らかの回復効果が出るという心理現象のことです。

陣痛ジンクスは確かに根拠のないおまじないのようなものですが、「これをやれば陣痛が来る!」と信じて行えば、何らかのプラス効果を生み出してくれる可能性がゼロとは言い切れません。

人間の身体はメンタルの影響を強く受けるため、たとえジンクスやおまじないであっても、それが心に作用して陣痛を呼び起こすことだってあるかもしれないわけです。

また、何もせずに不安を募らせるよりも、ジンクスをあれこれ試行錯誤していたほうが、気を紛らわせる効果もあって精神衛生的に良いという見方もあります。

なので、「これで陣痛がきたらラッキー」ぐらいの感覚で、ジンクスだと割り切って試してみるというのも、ひとつの手段といえるでしょう。

ちなみに「無根拠だと知っていたら効果がないのでは?」と思われるかもしれませんが、実はプラシーボ効果には「たとえ仕組みを知っていても効果が発生する」という特徴があるので大丈夫です。

陣痛ジンクスを行う際の注意点

おまじないや願掛けなどの意味合いでオロナミンCを飲むこと自体に問題はないのですが、ジンクスを試す際には一つ注意しなければならないことがあります。

それは、オロナミンCに含まれている「カフェイン・アルコール・糖分」などが、母体や赤ちゃんに負担となる可能性があるという点です。

カフェインやアルコールは、妊娠中の女性があまり過剰に摂取しすぎると子供に悪影響を及ぼすことが知られています。

また、オロナミンCは清涼飲料水ということもあって砂糖がかなり多めに入っており、飲みすぎれば糖分の摂りすぎになるリスクが伴います。(妊娠糖尿病と診断されている方は絶対に飲んではいけません)

どの成分にしても、オロナミンC1本程度ですぐに悪影響が出ることはありませんが、本来オロナミンCは妊婦の方にはおすすめできる飲料ではないため、飲む際は必ず適量を守るようにすることが大切です。

基本的には1日1本を厳守するとともに、連日飲むのは控えたほうが良いでしょう。

妊娠中の方へのオロナミンCの影響については、下記の記事にてさらに詳しく解説していますので、そちらもご参照ください。

オロナミンCは妊娠中に飲んでもOK?つわり軽減の噂がある理由とは

なお、オロナミンC以外では、焼肉カレーなども陣痛に効くジンクスとして知られています。

こちらもオロナミンCと同様、特に医学的な根拠のないものですし、どちらも妊娠中の方には負担が大きいため、あまりおすすめできるような食べ物ではありません。

ネット上には「カレーを食べて焼肉も食べてオロナミンCも飲んだ」といった体験談がありますが、複数のジンクスの併用はそれだけ負担が増すことになるので、試すにしても一個ずつ実践されることをおすすめします。

もし食べ物系ジンクスの影響が心配な場合には、産婦人科で陣痛促進に効果のある体操などがないか聞いてみるのが良いでしょう。

医療機関であれば、身体への負担も考慮してくれますし、医師から教わった体操や運動であれば信頼性についての心配もありません。(プラシーボ効果的にも○)

陣痛を待つのに焦りは禁物なので、無理をして体調を崩したりすることのないように気をつけながら日々を過ごしていきましょう。

オロナミンCの飲みすぎはよくない?一日何本まで?過剰摂取のリスクとは


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まとめ

陣痛については本当に気まぐれであるため、たとえダメ元でもこういったジンクスに頼りたくなる方は多いと思います。

ただ、こういったジンクスには本来妊婦さんにはあまり向かない食べ物や運動なども含まれているので、実践する場合には注意が必要となります。

あくまでもジンクスはジンクスとして、身体に負担がかからないよう無理のない範囲で実践することを心がけてください。

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